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- IASBとFASB、収益認識についての新しい共同の基準を提案について(ASBJ 2010/7/2)
2010年07月02日 国際会計基準審議会(IASB)と米国財務会計基準審議会(FASB)はこの日、顧客との契約から生じる収益及びそれに関連するコストの財務報告を改善し、揃えるための基準案を一般のコメントを募集するために公表しました。
採用された場合、本提案は国際財務報告基準(IFRS)と米国会計基準(GAAP)にとっての単一の収益認識基準となり、種々の業種や資本市場にまたがって適用されます。この共同提案の公表は、財務報告の中で最も重要で広がりの大きい分野の1つにおけるグローバルなコンバージェンスに向けての重要な一歩を示しています。この基準案は、IAS第18号「収益」、IAS第11号「工事契約」及びこれらに関連する解釈指針を置き換えるものとなります。米国会計基準では、「FASB会計基準コード化体系」のトピック605にある収益認識に関するガイダンスの大部分に取って代わることとなります。
この基準案の基本原則は、企業は顧客との契約から生じる収益を財又はサービスの顧客への移転時に、企業が顧客から受け取るか又は受け取ると見込んでいる対価の金額で認識するというものです。この基準案は、IFRSと米国会計基準の双方を次のことにより改善することとなります。
• 現行規定の不整合の除去
• 収益認識の論点に対処するためのより強固なフレームワークの提供
• 会社間、業種間及び資本市場間の比較可能性の改善
• 開示の拡充
• 契約コストの会計処理の明確化この提案の作成にあたり、両審議会はディスカッション・ペーパー「顧客との契約についての収益認識に関する予備的見解」に対して受け取った220通以上のコメントレター、さらに、広範なアウトリーチ・プログラム(作成者とのワークショップを含む)を通じて利害関係者から受け取ったフィードバックを考慮しました。両審議会は、この基準を最終化する際にすべての利害関係者の見解が考慮されるようにするために、公開草案のコメント期間中に追加的なアウトリーチ活動を行います。
この公開草案の紹介として、IASB議長David Tweedie卿は次のように述べました。
「今回の両審議会による提案は、我々の強化された共同の取組みの成果である。これは、単一のグローバルな原則ベースの基準に向けての重要な一歩であり、その基準は、収益がいつ認識されるのか及びその理由を明確化するものとなる。我々は、本提案の影響を受けるすべての人の見解を聞きたいと考えている。」Robert Herz FASB議長は次のように述べました。
「本提案は、会計の中の最も重要で広がりの大きい分野の1つにおいて我々の基準を改善しコンバージェンスするための、我々の共同の取組みの重要なマイルストーンとなる。この提案に両審議会で全員一致の合意が得られたことは、集中的な共同作業のプロセスの成果である。この新基準案が目指しているのは、収益認識の原則を種々の業種や取引に適用する方法を簡素化して複雑性を軽減することだけでなく、現行の収益認識基準や実務における不整合の除去も目的としている。」公開草案「顧客との契約から生じる収益」は、2010年10月22日までコメント募集のために公開され、www.iasb.orgの' Comment on a proposal'セクション又はwww.fasb.orgを通じてアクセス可能です。 本提案を紹介するライブのウェブキャストは、7月初めに予定されています。詳細はFASBとIASBのウェブサイトで間もなく入手可能となります。この提案のハイレベルな要約であるIASB「スナップショット」と'FASB In Focus'は、IASBとFASBのウェブサイトhttp://go.iasb.org/revenue+recognitionと http://www.fasb.orgから無料でダウンロードできます。
参照ページ
https://www.asb.or.jp/asb/asb_j/iasb/ed/comments20100624.jsp
- IASBとFASB、収益認識についての新しい共同の基準を提案について(ASBJ 2010/7/2)
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