【監査法人】2025年 Allinial Global カンファレンス参加のお知らせ
應和監査法人は、2025年に開催された Allinial Global の各地域およびグローバルカンファレンスに参加しました。世界各地のメンバーファームが一堂に会し、監査・会計・税務・アドバイザリー分野における最新の知見を共有する場として、国際的なネットワークとの連携を一層深める貴重な機会となりました。
EMEA Regional Conference(ポーランド・ワルシャワ)
2025年6月、ポーランド・ワルシャワで開催された EMEA Regional Conference には、総括代表社員およびスタッフが参加しました。
本カンファレンスでは、米国の関税政策変動を背景とする各国の貿易・経済環境に関する議論が活発に交わされ、監査実務に与える影響を巡る視点からも意見交換が行われました。
加えて、AI(人工知能)やESG(環境・社会・ガバナンス)に関わる最新動向が紹介され、監査・アドバイザリー分野における品質向上の取り組みについても深く議論されました。さらに、次世代リーダー育成プログラム “Future Leadership Academy” に弊法人スタッフが参加し、国際的な視野を磨く学びの場となりました。

APAC Regional Conference(インド・ジャイプール)
2025年8月、インド・ジャイプールで開催された APAC Regional Conference には、総括代表社員およびスタッフ2名が参加しました。
アジア太平洋地域では、デジタル化の加速、AI導入の実践、サステナビリティ対応など、監査・会計を取り巻く環境の変化が顕著となっており、これらをテーマとした議論が多く交わされました。弊法人もAIを活用した監査ツールの導入を進めており、国際的な知見と連携を図ることで、監査品質の更なる向上を目指しています。加えて、Future Leadership Academy に弊法人スタッフが参加し、各国ファームの若手専門家と交流を図りました。


Global Forum(メキシコ・カンクン)
2025年10月、メキシコ・カンクンで開催された Global Forum には、総括代表社員およびスタッフが参加しました。
今年のフォーラムの主要テーマのひとつが「AIとの向き合い方」であり、AIをどのように会計業界(監査・アドバイザリー業務)へ取り入れていくかが大きな関心となりました。AIとの向き合い方に関するセッションも非常に学びの多い内容でした。
その中で紹介された「Gartner Hype Cycle(ガートナー曲線)」は、新技術が社会に定着していくまでのプロセスを示すモデルです。現在、AIは過度な期待のピークから幻滅期に差しかかっているとされており、今後どのようにAIを活用していくかについては、私たち一人ひとりが主体的に考える必要があることが強調されました。
また、登壇者として国際的な視点からの議論も展開され、特にAI時代における地政学的視点(アメリカ・中国関係)についても洞察が示されました。さらに、総括代表社員がA&A Community(Assurance & Advisory Community)に登壇し、日本における監査の現状および弊法人の取り組み、そして Allinial Global 全体としてグローバルクライアントをどのように獲得していくかという戦略的視点を提起しました。これを通じて、弊法人の専門性・存在感を国際的に示す貴重な機会となり、プレゼンスを一層高めることとなりました。


應和監査法人は今後も、Allinial Globalをはじめ、AGN International、Nexia International といったグローバルネットワークとのつながりを大切にし、世界各地のメンバーファームとの連携を一層強化してまいります。
国際的な知見と経験を活かし、日本と世界をつなぐ架け橋として、クライアントの皆さまに最先端のトータルサービスを提供できるよう努めてまいります。
今後とも、應和グループの取り組みにご期待ください。